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NEW RELEASE

最新リリース
2025.06.11

DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット【YOSSY LITTLE NOISE WEAVER】。 前作「Sun and Rain」(2018年)以降にリリースしたシングルやコンピレーション参加曲に新録も加えた7年振りのアルバム「恋に忙しくて」6月11日リリース。 聴くものの気持ちをふわっと時にドリーミーに、時にファニーに、包み込むようなオリジナルPOPを展開。

ジャケット

YOSSY LITTLE NOISE WEAVER「恋に忙しくて」
BUS-010 | CD/Digital | 2025.06.11 Release
Released by BUS Records | AWDR/LR2
https://ssm.lnk.to/ylnw_koiniisogashikute

Produced and Arranged by icchie and YOSSY
Recorded by icchie
Mixed by icchie at STUDIO OPPE
Mastered by Lewis Hopkin (Stardelta AUDIO MASTERING)

Art Work by Yachiyo Katsuyama
Designed by icchie

1. 恋に忙しくて
words by 安田謙一 / music by 磯田収
YOSSY vocal, chorus, wurlitzer, glockenspiel, 口笛
icchie flugelhorn, chorus
栗原務 drums
伊賀航 bass

2. Night Music
words & music by YOSSY
YOSSY vocal, chorus, wurlitzer
icchie trumpet, trombone, flugel horn, programming, chorus, percussion
伊賀航 bass

3. 灰色に包まれる前に
words & music by YOSSY
YOSSY vocal, chorus, piano, synthesizer
icchie trumpet, programming
栗原務 drums
伊賀航 bass

4. Secret Heart
words & music by Ronald Eldon Sexsmith
©1995 by Songs Of Universal,Inc. / Ronboy Rhymes Music
YOSSY vocal, piano, synthesizer
icchie flugelhorn, programming

5. Heart Of Glass
words & music by Deborah Harry & Christopher Stein
©︎CHRYSALIS MUSIC INC.
YOSSY vocal, keyboards
icchie programming, trombone, flugelhorn, synthesizer
菅沼雄太 drums

6. The World Is Waiting For The Sunrise
words by Eugene Lockhart / music by Ernest Seitz
©︎1919 by CHAPPELL MUSIC LTD. All rights reserved. Used by permission
YOSSY vocal, piano
icchie programming, trombone, flugelhorn, synthesizer
菅沼雄太 drums

7. Je T`Aime...Moi Non Plus
music by Serge Gainsbourg
©︎MELODY NELSON PUBLISHING
YOSSY piano, keyboards
icchie programming, flugelhorn, flute, percussion

8. Walk On The Wild Side
words & music by Lou Reed
©︎Oakfield Avenue  Music Ltd.
YOSSY vocal, piano, keyboards
icchie trombone, flute, ukulele
菅沼雄太 drums, bass

9. WANDERING
words & music by YOSSY
YOSSY vocal, wurlitzer, organ, synthesizer
icchie vocal, programming, percussion, trumpet, flugelhorn, trombone, synthesizer


アーティスト写真

YOSSY LITTLE NOISE WEAVER

DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット。

2005年 EGO-WRAPPIN’の中納良恵をヴォーカルに迎え1st.album『PRECIOUS FEEL』を発表。
2007年2nd.album『WOVEN』、 2010年3rd.album『VOLCANO』をリリース。
2017年より自然豊かな山深くに自宅兼プライベートスタジオを構え、2018年親交の深いミュージシャンを招き制作された4th.album『Sun and Rain』をリリースする。小西康陽氏がアルバムと同時リリースした7インチシングル「GHOST」を2018年の「ダントツ1位」とコメントするなど好評を博す。
2020年に7インチシングル『WANDERING』、2021年にはYOSSYソロ名義でミニアルバム『HONEY』、2021年に7インチシングル『PEACE/WALK ON THE WILD SIDE』をリリース。
2025いよいよ5th.album『恋に忙しくて』がリリースされる。

YOSSYの作詞作曲の楽曲をicchieとYOSSYの緻密なアレンジで聴かせる。
聴くものの気持ちをふわっと時にドリーミーに、時にファニーに、包み込むようなオリジナルPOPを展開。

それぞれにハナレグミ、Caravan、Mr.Children、Ego-Wrappin'をはじめ様々なアーティストのサポートなどでも活動している。

https://www.yossylnw.com
https://www.instagram.com/yossylittle
https://x.com/YLNW_official



5th.album『恋に忙しくて』前作より6年ぶりにいよいよリリースです。
今作は新録の4曲”恋に忙しくて””Night Music ””灰色に包まれる前に ”Secret Heart ”に加え、すでに絶版 配信も停止となっていたコンピレーションアルバム”apart my surround”(2010)からの4曲をリマスタリングしてコンパイルしました。
旧曲の4曲も改めて聴き返すと、今とは違う自由さや新鮮さがあり楽しい。これはすでに絶版となり、サブスクでも聴けなくなっていたので、ぜひ自分たちの作品として残しておきたいということで、リマスタリングして収録しました。
そしてコロナ禍に完全にこもって制作した”WANDERING”。新と旧を繋ぐ作品として自分らにとっては重要な作品です。
今まで歩いてきた道の途中でしばし立ち止まって振り返ってみたり、周りを大きく見渡してみたり。深呼吸してまた目の前の道を先へゆっくり歩き出すような、そんなアルバムとなりました。
ゆっくり聴いて楽しんでもらえたら幸いです。
YOSSY


「恋に忙しくて」という曲は1980年代半ば、僕が20歳を過ぎた頃に組んだタマス&ポチスというバンドの最初のオリジナル曲で、安田が書いた歌詞にギタリストの磯田収さんがメロディをつけてくれました。
そのあとYOSSYを迎えて結成したTHE神SUNというバンドでもライブのレパートリー曲だったんですが、一度もレコーディングされることはありませんでした。
大好きなYOSSY LITTLE NOISE WEAVERがこの曲を取り上げてくれる、という話を聞いて嬉しさと恥ずかしさが入り混じった気持ちになりました。
恥ずかしさは、ひとえに「ポップスとはこんな感じ?」と手探りで作った歌詞の蒼さ、です。
YLNWは、そこがいいじゃない、とマジカルな音楽で語りかけてくれました。
いまは嬉しさしかありません。最初に「恋に忙しくて」という曲が出来た日の喜びまで、思い出しました。?
安田謙一(ロック漫筆)


なぜ、ぼくたちは食パンをくわえて遅刻する!って焦りながら交差点で誰かとぶつかって恋に落ちる、といつまでも信じられるのか。
イテテテと頭を押さえて前を向いたらもう、ぶつかった相手は駆け出してた。ごめん!急いでるから! その場に落ちていたスマホのプレイリストには、ブロンディ、ルー・リード、ロン・セクスミス、レス・ポール&メリー・フォード、ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンズブール、
そしてYOSSY LITTLE NOISE WEAVERが。この名曲の数々は、実は急ぎ足で過ぎる毎日を、淡々と、少しだけ、確実に、揺り動かす。
40年前に安田謙一さんが書いた魔法の言葉「恋に忙しくて」が2025年に名曲としてよみがえったとき、とっくに時代遅れになってることを忘れたユリ・ゲラーの超能力に魅了されたかのように、音楽でぼくの恋のスプーンがクニャッと曲がった。
だから今日も、知らないあなたと恋に落ちる。
松永良平(リズム&ペンシル)


「恋に忙しくて」原曲の短パンTシャツバブルガム嬉し恥ずかしコード進行がおしゃれなスーツにドレスアップ。
テンションの行ったり来たりする感じ浮遊感と抑えた演奏そして歌。クールです。
丁寧に作りこまれていて何度も聴いてしまいます。
聴くたびここの進行いいなとかベースとの絡みいいなとか思います。
原曲はメジャーとマイナーはっきり分かれている色あいですが今回アレンジはグラデーションがかかった淡い変化が美しく夢のよう。
ノスタルジック、されど新鮮といった感じがします。
原曲は安田くんのアパートにギターを担いで行って、歌詞はすでにほぼ出来上がっていて、その場で完成したと記憶しております。
安田くんは作詞について”蒼い”と言ってますが、そこがいいんじゃない!
すんなり入ってくる言葉の音使いでしょうか。
磯田収 (”恋に忙しくて”の作曲者であり、当時”THE神SUN”のメンバーだった、ギタリスト磯田さんからのメッセージ)


イラストのイメージですが、「恋に忙しい」というタイトルから、相手にまだ伝えていない気持ちとかがたくさん積み重なっているイメージが浮かびました。
手紙のようなもがたくさん積み重なっていて、それが瓶の中に入っているイメージです。まだ渡してないラブレターみたいな感じです。
勝山八千代(ジャケットイラスト)



YOSSYによる収録曲について解説

恋に忙しくて

この曲は、まだ20代の頃キーボードで参加していた安田謙一氏率いるロックバンド”THE神SUN”で演っていた曲。(作詞安田謙一、作曲磯田収)ずっとこの曲が忘れられず、いつかこの曲をカバーしたいと思ってました。
もう何年もアレンジを試みてはしっくり来ずを繰り返し、これで納得というアレンジにやっと辿り着きました。ニューソウルなテイストで”淡い朧げな青春の感じ”がより出たと思ってます。
ゲストミュージシャン ベース伊賀航、ドラム栗原務 にも感謝。

Night Music

ちょっと前に作っていたデモテープなどを聴いてみていたらこの曲を発見。
いろいろありボツにしたまま忘れていました。これいい曲になりそうやんと思い拾い上げました。
これはもう夜中に音楽を聴いてそのままトリップしていく様子。YLNWには珍しくスウィングしています。
icchieのホーンアレンジが美しく、伊賀さんのウッドベースも自由にうねっていて夜空に飛ばされます。
ちなみにドラムはicchieが自ら叩いた音をサンプリングしています。

灰色に包まれる前に

XTC ”WRAPPED IN DREY”にインスパイアされたオマージュ。歌詞の世界観に感動し、和訳そして意訳。
カラフルな曲にしたいと思い作りました。ベース伊賀航、ドラム栗原務参加。

Secret Heart

以前ライブでカバーしたことがあり、この曲をアルバムに入れてみようというicchieのアイデアで録音することに。作っていくうちにライブの時とは全然違うアレンジになり、この曲が一番YLNWでは今までにない音像になったと思います。

Heart Of Glass

ご存知Blondieのヒット曲。カバーの曲目は自分たちで選んだ訳ではなくプロデューサーの山崎真央さんがこの曲をやってほしいと選んだ曲です。
当時、自分たちでは選びそうにない曲たちを新鮮に感じながら自由に録った思い出があります。
なぜにBlondie?と思いましたが、楽しんで作りました。

The World Is Waiting For The Sunrise

レス・ポールとメリー・フォードのを動画でみて、かっこいい!と思いましたが
原曲とは全然違う感じでやろうとアレンジしました。
ドラムは当時住んでた調布の一軒家の2階の寝室にドラムセットを持ち込みちょっとサンバっぽいリズムたたいてもらいました。

Je T`Aime...Moi Non Plus

これは当然ロックステディアレンジしかないでしょう。と作りました。
終盤入るレインフロムザスカイのオマージュフレーズが今聴いても、グッとくるなー、うまくハマったなと思います。

Walk On The Wild Side

これも寝室でドラムどり。
歌は英語のフローをかなり苦労してとったなーという記憶が。
のちにこの曲が好きという人がたくさんいて、数年前に7インチを切りました。

WANDERING

これはコロナ禍まっただ中にicchieと全くふたりで自宅スタジオでこもって曲を完成させようと時間をかけて作った曲。
コロナ禍を境にその前とその後ではかなり空気感の違いを感じますが、その前後を繋ぐ作品として自分らにとっては重要な作品です。

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