東京を拠点に活動を行う、東洋発のアシッドフォークロックバンド「teiichi」の最新曲『風の満ち引き』がデジタルリリースされた。
耳に残るギターリフ、バンドインから聴くものを惹きつけ続けるサウンドメイキング。
独特なオルタナ的雰囲気を放ち、懐かしさを感じつつも、どこにもルーツがないようなオリジナリティ。
歌詞と伴奏の緻密な連動が「現実と空想」「過去と現在」を旅させる。
聴き手に答えを提示するのではなく、最後まで問題提起をし続け、十人十色の解釈が生まれる。
あたたかさと、どこか奇怪なteiichi特有の世界観に仕上がった楽曲だ。
昨年9月にリリースした『青天の霹靂』という楽曲と“少女がUFOにさらわれる”MVで東京のインディーバンドシーンに存在感を現し始めたteiichi。
情景が次々に浮かぶ美しい日本語をVoコイケのどこか懐かしさを感じる柔らかな歌声が丁寧に紡ぎ、演奏はフォーク、レゲエ、パブロックといった様々な性質を併せ持ち、下北沢ライブハウスシーンを中心に頭角を現しつつある。
1月25日には自主企画、teiichi presents "風の満ち引き"を下北沢BASEMENTBARにて共演に「インナージャーニー」と「すなお」を招き開催予定。
こちらのチケットもソールド間近、今のうちに「teiichi」の独特な世界をライブで体験してみてはどうだろうか。
【メンバー コイケリョウ コメント】
かけがえのないあの人の表情や声ですら、その都度鮮明に再生するのは難しく、それが出来ているつもりになるのは、記憶のかけらを紡いで自分の中で空想上のその人を作り出しているからだと思う。
だから、会えなくなってしまえば、その人は記憶の中の存在になり、消えていく記憶のスピードに想像力は勝てず、徐々に再生の質は下がっていく。
一見悲しい現実だけど、私はこれで良いと信じている。全ての大切な人の記憶や声をいつまでも完全再現で覚えていたら、"今"を生きられないまま、私はずっと過去にしがみつこうとしていたと思う。
薄れゆく過去の記憶にもがく事はあるかもしれないけど、今を生きる事への期待や希望を持つ余白を少しでも残そうとしているのではないかと思う。
teiichi コイケリョウ
teiichi『風の満ち引き』
2025/01/15 Release
https://ssm.lnk.to/Ebb
teiichi『青天の霹靂』
2024/09/11 Release
https://ssm.lnk.to/ABoltFromTheBlue
【イベント情報】
teiichi presents single release party
"風の満ち引き"
■2025/01/25(Sat) @下北沢 BASEMENTBAR
出演:sooi(OA) / インナージャーニー / すなお / teiichi
OPEN:18:30 / START:19:00
チケット:https://t.livepocket.jp/e/43_91